自治体でペット火葬をするにはどうしたらよいのか?火葬までの流れやポイントを押さえて解説

大切なペットを自治体で火葬を検討も、どのようなことからはじめたらよいか分からないことが多いでしょう。

ここでは自治体火葬の流れ、火葬業者との違いについてメリット・デメリットを交えながら解説します。

この記事を読めば、自治体火葬の流れについて理解でき、大切なペットを火葬するための参考にしてください。

目次

自治体火葬と火葬業者の違い

自治体火葬と火葬業者の大きな違いは「火葬方法」「費用」になります。自治体火葬では、合同火葬がほとんどとなり、一般的に費用が抑えられるのです。(地域によっては、個別火葬ができる自治体もあります。)

以下では「火葬方法」「費用」の違いに触れながら、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

自治体火葬によるメリット・デメリット

メリット自治体火葬のメリットとして挙げられるのは、費用の安さです。自治体ではほとんどが合同火葬で行われ、葬儀や火葬の立会い、返骨などがないため、コストがかかりません。料金は自治体によって違いますが、数千円〜1万円程度で火葬してくれるところもあります。また、自治体が行うという安心感もメリットといえるでしょう。
デメリットデメリットは、遺骨を返してもらえない点になります。そのため、個別で納骨堂におさめたり、墓地に埋葬して定期的に供養することができなくなってしまいます。また、自治体の火葬した後の埋葬提携先が県外になることもあり、お参りが気軽に行けない事もあります。
きちんと供養してあげたい方には、おすすめできません。また、自治体が運営している火葬場なので、営業時間が、日曜・土曜・祝日の火葬を行っていないのもデメリットになるでしょう。

火葬業者によるメリット・デメリット

メリット民間の火葬業者のメリットは、火葬プランの自由度が高いことがあげられます。自治体のような合同火葬も選べ、遺骨を返してもらえる個別火葬を選ぶこともできるのです。時間に関しても、自治体の営業時間よりも融通が利いて火葬を行うことができます。火葬を行う際家族の予定を合わせられるのもポイントです。
また、ペット霊園に納骨した場合は、法要などを執り行なって、供養してもらえるのも自治体火葬にはないメリットになります。
デメリットデメリットは、火葬プランの自由度が高い、サービスが充実しているという、メリットの裏返しで、その分コストがかかってしまう点です。
また、詐欺まがいの手口で高額な請求をする悪質業者がいることがあるので注意しましょう。

自治体での火葬の流れ

自治体火葬を行う際の流れを以下に解説します。

1.火葬日の予約を行う自治体での火葬には事前の予約が必要なため、住んでいる地域を管轄している市や区などのホームページなどを確認しましょう。
一般的に環境事業所に連絡するよう促されるため、そちらの電話番号に連絡しましょう。また、電話予約ではなく申込用紙へ記載する場合もあります。
申込用紙は環境事業所で取得できますが、場合によってはホームページからのダウンロードが可能です。申込前に当該の自治体が設定している、火葬できる条件などについて確認しましょう。
2.遺体を火葬場へ運ぶ日時が決定したら、ペットの遺体を安置しましょう。火葬まで期間が長い場合は、犬のご遺体の状態に注意が必要です。当日はタオルに包んで箱に入れたり、ビニールに入れて持ち込みます。自治体火葬では、これが最後のお別れになります。
3.火葬を行う自治体の火葬は合同火葬が主な方法になります。合同火葬では、他のペットや野生動物も一緒に火葬され、遺骨が混ざってしまうので、遺骨を拾うことはできません。また、民間業者のような、火葬の立会いも認められていません。
4.埋葬火葬が終わると残った灰は、提携先霊園や寺院へ運ばれてしまいます。合同火葬のため、遺灰もどれがどの個体の灰なのかは区別ができません。
また、自治体の火葬した後の埋葬提携先が県外になることもあり、お参りが気軽に行けない事もあります。
自治体に依頼した場合は、遺骨や遺灰は返却されないつもりで依頼した方がよいでしょう。

火葬業者での火葬の流れ

火葬業者における火葬の流れを以下に解説します。

1.火葬業者へ連絡ペットの安置を行い、火葬業者へ葬儀の依頼をしましょう。
このときのために、いくつかペット火葬場の候補があると便利です。
まず、自分がペットをどのような形で見送りたいかを決めてから、そのプランを取り扱っている業者の中から選びましょう。
2.遺体を火葬場へ運ぶ火葬を行う場所は、ペット霊園内の斎場か、または火葬車を利用する訪問火葬なら自宅となります。斎場での火葬では、ペットのご遺体を運び込むか、業者に迎えにきてもらうかを選べます。
3.葬儀・お見送りお別れの時間には、ペットと最後のひとときを過ごします。一緒に過ごした思い出や、ペットへの感謝やお礼の気持ちを最後に伝えましょう。
生前の写真を持っていくと、祭壇に飾ってくれる業者もあります。
4.火葬・埋葬火葬場での葬式を希望する場合は、火葬場についてからすぐ葬式となります。
火葬が終了したら、残った遺骨を取り出して、飼い主が拾骨を行います。(葬儀プランによって異なります。)
拾骨収骨を終えたら、霊園等の火葬場の納骨堂や合祀墓で供養してもらうか、家に遺骨を持ち帰り供養します。

亡くなった後の届出

ペットの種類によっては、火葬後届け出が必要になります。

犬の場合は、死後30日以内にお住まいの自治体の保健所に廃犬届を提出し、登録を抹消しなければなりません。登録を抹消しない場合、「狂犬病ワクチン接種の案内」や「ワクチン接種の督促状」が自宅に届いてしまいます。

もし亡くなった愛犬が血統書付きであった場合は、血統書登録を抹消する手続きも済ませておきましょう。

犬以外に飼われるペット(猫、うさぎ、ハムスターなど)は、死亡届を提出する必要はありません。飼育時に登録の必要もなく、特別なワクチン接種の義務がないためです。

自治体による火葬と火葬業者にて悩んだ際のポイント

自治体による火葬や火葬業者による方法を解説しましたが、どちらを選択するか悩んだ際は以下のポイントにて検討してみましょう。

  • 費用を抑えたい
  • 大切に供養したい

費用を抑えたい

費用を抑えることを重視される場合は、自治体への依頼をおすすめします。

火葬ができさえすれば形にこだわらない、火葬前にきちんとお別れができているので後悔はないといった方はこちらを検討してみましょう。

ただし、最近では自治体で一切行っていない地域もあり、その場合は火葬業者の紹介のみしか行っていない場合もありますので、各自治体に確認してみるとよいでしょう。

大切に供養したい

しっかりとした供養を重視される場合は、火葬業者や霊園での火葬がおすすめです。

なかでも、個別火葬であればペットの遺骨が返却されるため、遺骨をペット専用の墓地に入れたり、自宅で手元供養したり、遺骨をアクセサリーに入れて肌身離さず供養ができます。火葬業者や霊園での火葬はご自身にあった方法でしっかりとペットの供養が可能です。

ただし一部の自治体では個別火葬も実施している場合がありますので、ホームページにて確認しておくことをおすすめします。

まとめ

ここまで、自治体で行う火葬の流れや自治体火葬と火葬業者による違いについて解説しました。

大切なペットの最後になりますので、しっかりと検討をしましょう。

ペットの火葬について検討されている方はぜひ相談ください。

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