この記事の監修者
宮越 総一朗(ペット霊園アニマルパーク園長)

家族の一員であるペットちゃんを手厚く見送ってあげたい!その『想い』を大切に寄り添える霊園でありたいと考えており、ペットロスに対する専門家である1級動物葬祭ディレクターを取得しております。

この記事の監修者
宮越 総一朗(ペット霊園アニマルパーク園長)

家族の一員であるペットちゃんを手厚く見送ってあげたい!その『想い』を大切に寄り添える霊園でありたいと考えており、ペットロスに対する専門家である1級動物葬祭ディレクターを取得しております。
インコや文鳥などの小鳥も、犬や猫と同じようにペット火葬を行うことができます。
小鳥は身体や骨が小さいため、火葬後に遺骨が残るか心配される方もいますが、小動物の火葬に対応した火葬設備や技術を持つペット霊園で個別火葬を行えば、小さな遺骨を残せる場合があります。
ただし、鳥の種類や大きさ、年齢、骨の状態、火葬設備などによって、残る遺骨の量や形は異なります。遺骨を手元に残したい場合は、申し込み前に小鳥の火葬実績や返骨の可否を確認しましょう。
共に過ごしてきた大切なインコや文鳥などの小鳥(以下「小鳥」という)が亡くなってしまったら、気持ちの整理がつかなかったり、何をするか分からないことが多いでしょう。
とても悲しいですが、最後に大切な小鳥を送り出してあげることが大切です。
ここでは小鳥が亡くなってから、火葬、供養までの流れのポイントを抑え解説します。
この記事を読めば小鳥の火葬に必要なことを理解でき、最期をしっかりと送り出すことができるでしょう。
小鳥が亡くなってしまった際、行う項目を以下に解説します。
それぞれの項目について確認しましょう。
小鳥の状態は、呼吸、胸や腹部の動き、反応、体温などを落ち着いて確認します。
小鳥は身体が小さく、呼吸や心拍の動きもわずかなため、ご家庭で正確に確認することが難しい場合があります。寒さや体調不良によって動かなくなっている可能性もあるため、身体がまだ温かい、わずかに動く、死亡しているか判断できない場合は、自己判断で保冷せず、速やかに動物病院へ相談してください。
身体が冷たくなり、呼吸や反応がなく、時間の経過とともに身体が硬くなるなど、複数の変化を確認したうえで安置を始めます。不安がある場合は、かかりつけの動物病院に確認すると安心です。
※死亡しているか判断できない場合は、身体を冷やさず、先に動物病院へ相談してください。保冷は死亡が確認できたあとに行います。
| 1.身体を清める | ぬるま湯で軽く湿らせ、固く絞った柔らかい布やガーゼを用意します。口元や目元、羽についた汚れを、こすらずに優しく拭き取ります。 小鳥の羽や皮膚は傷つきやすいため、強く拭いたり、無理に羽を整えたりしないようにしましょう。 |
|---|---|
| 2.身体を自然な姿勢に整える | 身体が硬くなる前であれば、翼や足を身体に沿わせるように、無理のない自然な姿勢へ整えます。 すでに身体が硬くなっている場合は、翼や足を無理に曲げないでください。小鳥の骨や関節はとても繊細なため、そのままの姿勢で優しく安置します。 姿勢を整えたあとは、柔らかいタオルや布の上に寝かせてあげましょう。 |
| 3.小鳥の大きさに合った箱へ寝かせる | 小鳥の身体より少し大きい段ボール箱や紙製の箱を用意します。 箱の底にはペットシーツや吸水性のある紙を敷き、その上に柔らかいタオルや布を重ねて小鳥を寝かせます。口元などから体液が出ることがあるため、汚れた場合に交換できるよう、予備のシーツや布も用意しておくと安心です。 |
| 4.遺体を保冷し安置する | 保冷剤やドライアイスを使用し、小鳥の身体を冷やしながら安置します。 保冷剤はタオルや布で包み、腹部を中心に身体の近くへ置きます。保冷剤やドライアイスを身体へ直接当てると、結露や水分が付着することがあるため注意してください。 箱は直射日光を避け、エアコンの効いた涼しい部屋に置きます。保冷剤がぬるくなったら、定期的に交換しましょう。 |
| 5.お供えをする | 小鳥の周りにお花や好きだったものを飾り、ご家族で声をかけながら思い出を振り返りましょう。 ただし、お花や食べ物を一緒に火葬できるかは、火葬施設によって異なります。火葬時に持たせたいものがある場合は、事前にペット霊園へ確認してください。 |
小鳥は身体が小さいため、必ず火葬しなければならないのか疑問に感じる方もいるでしょう。
小鳥の見送り方には、ペット火葬のほか、条件を確認したうえで私有地へ埋葬する方法などもあります。ただし、賃貸住宅や集合住宅、他人の土地、公園などへ埋葬することはできません。
私有地へ埋葬する場合も、臭い、衛生面、ほかの動物に掘り起こされる可能性、近隣への影響などを考慮する必要があります。また、土地の管理規約や地域のルールも確認しましょう。
火葬を行えば、遺骨を手元供養したり、納骨堂やペット霊園へ納骨したりできるため、供養方法の選択肢が広がります。

小鳥の火葬には、主に合同火葬、個別火葬、立会火葬があります。
小鳥の遺骨を手元に残したい場合は、合同火葬ではなく、返骨に対応した個別火葬または立会火葬を選びます。
ただし、小鳥は骨が非常に小さく繊細です。火葬後にどの程度遺骨が残るかは、鳥の種類や大きさ、骨の状態、使用する火葬炉、火葬技術などによって異なります。依頼前に、小鳥の火葬実績や遺骨の返却方法を確認しましょう。
合同火葬は、ほかのご家庭のペットと一緒に火葬する方法です。
個別火葬や立会火葬と比べて費用を抑えやすく、火葬後の収骨や埋葬をペット霊園へ任せられます。
ただし、ほかのペットと一緒に火葬するため、一般的には小鳥だけの遺骨を分けて返してもらうことはできません。遺骨を手元に残したい場合は、個別火葬または立会火葬を選びましょう。
個別火葬は、小鳥だけを個別に火葬する方法です。合同火葬とは異なり、火葬後の遺骨を分けて返骨してもらうことができます。
ご家族は火葬に立ち会わず、スタッフへ火葬と収骨を一任する形式が一般的です。
火葬へ立ち会う時間を確保することが難しい方や、立ち会うことに精神的な負担を感じる方に適しています。
小鳥の遺骨は非常に細かいため、収骨方法や骨壺への納め方についても、申し込み前に確認しておくと安心です。
立会火葬は、小鳥とのお別れから出棺、火葬後のご収骨まで、ご家族が立ち会う方法です。
ご家族自身で小鳥の遺骨を確認し、ご収骨できることが特徴です。最後のお別れの時間を大切にしたい方や、ご自身で遺骨を骨壺へ納めたい方に選ばれています。
合同火葬や一任個別火葬と比べると、料金は高くなる傾向があります。
小鳥の遺骨は非常に小さいため、小鳥の立会火葬やご収骨に対応しているか、事前に確認してください。
小鳥は身体が小さいため、自宅の庭や屋外で火葬できるように思えるかもしれませんが、ご家庭で火を使って焼却することは避けてください。
屋外での焼却は、廃棄物処理に関する法令や自治体の条例に抵触する可能性があります。また、火災、煙、臭い、近隣トラブルの原因にもなります。
家庭用の火や簡易的な設備では、温度を適切に管理できず、小鳥の身体をきれいに火葬することも困難です。火葬を希望する場合は、小鳥や小動物の火葬に対応したペット霊園・火葬業者へ依頼しましょう。
| 火葬方法 | 遺骨の返却 | 家族の立ち会い | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| 合同火葬 | 原則として不可 | 原則として火葬には立ち会わない | 費用を抑え、供養を霊園へ任せたい方 |
| 個別火葬 | 対応可能 | 原則として火葬には立ち会わない | 遺骨を残したいが、立ち会いは希望しない方 |
| 立会火葬 | 対応可能 | お別れや収骨に立ち会える | 最後まで見送り、自分で収骨したい方 |
小鳥の火葬方法によっては遺骨が残らないことがあるため注意が必要です。
火葬方法には、主に上記でも紹介した合同火葬と個別火葬があります。合同火葬の場合他のペットと一緒に火葬を執り行うため遺骨がどうしても残らなくなってしまうのです。
そのため、小鳥の遺骨をしっかり残しておきたい時は個別葬がおすすめでしょう。個別火葬であれば、火葬後もしっかりと遺骨などを残してもらえます。

小鳥の火葬後の供養方法について以下解説します。
| 手元供養 | 手元供養は、自宅で遺骨を供養する方法です。 ペット用の小さなお仏壇を用意して手を合わせたり、遺骨の一部をキーホルダーやペンダントに入れて供養する方法もあります。毎日手を合わせたい方や、肌見離さずご遺骨をそばに置いておきたい方におすすめです。 |
|---|---|
| 納骨 | 納骨堂はペット霊園内の屋内施設に、ロッカー型などの個別スペースがあり、そこへ骨壺や遺影、お気に入りだった遺品などを保管できます。 納骨堂によりご遺骨を扱う棚が異なりますが、複数のペットのご遺骨が同じ棚に並ぶ「合同棚」や個別に管理できる「個別棚」などがあります。 また、供養方法がまだ決まっていないという場合でも、後から供養方法を変更できます。気持ちの整理をしっかりしてから供養方法を考えたい方にも納骨堂がおすすめです。 |
| 散骨 | 散骨は遺骨を自然に返して供養する方法です。海洋散骨などさまざまあります。自然に返してあげたい方や、思い出の場所で供養したい方におすすめです。 ただし、小鳥の遺骨であっても身近な場所に散骨されることに抵抗を感じる人も存在するため、その点に考慮して迷惑がかからないように気をつけましょう。 |
小鳥や小動物の火葬に対応した設備で個別火葬を行えば、くちばしや頭部、翼、足などの小さな遺骨が残る場合があります。
ただし、鳥の種類、大きさ、年齢、骨の状態、火葬設備などによって残り方は異なります。依頼前に、小鳥の火葬実績と返骨の可否を確認してください。
適切に保冷できる期間は、季節や室温、身体の状態によって異なります。特に夏場は状態が変化しやすいため、できるだけ早くペット霊園へ相談してください。
ご家族の予定ですぐに火葬できない場合は、保冷方法と火葬予定日について事前に確認すると安心です。
火葬そのものの時間だけでなく、受付、お別れ、ご収骨を含むため、選択する火葬方法によって所要時間は異なります。
小鳥の種類や大きさ、当日の火葬方法によっても変わるため、予約時に確認してください。
少量のお花や手紙などを一緒に納められる場合がありますが、金属、プラスチック、ガラス、厚手の布、大量の餌などは火葬できないことがあります。
一緒に火葬したいものがある場合は、事前にペット霊園へ確認してください。

ここまでに、小鳥が亡くなってから火葬までに必要なポイント、火葬後に必要なことについて解説しました。
大切な小鳥が亡くなり、どうしたらよいか分からなくなったりとても悲しかったりと落ち着かない気持ちもあると思います。
しかし、大事な小鳥を最後に笑顔で送り出してあげましょう。
小鳥の火葬や霊園での供養を検討される方はぜひご相談ください。


